不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

ようやく芽生えてきた「繋がっていたい気持ち」

 

きのうの朝、ふと目を覚ますと、隣の布団で横たわりながらすでに目を覚まして、こちらを真顔でじっと見ている白玉と目が合った。

な、なにか…? (((((((⊙ө⊙))))))

これ、よくあるんだけど、毎度ギョッとします(笑)

 

「おはよう」

と、声をかけると

「今のクラスはあと何回ある?」

と、不機嫌な口調で聞いてきました。

 

もうすぐ新学年になるので、1年2組として学校に行くのがあと何回なのか?

確認しておきたかったのですね。

白玉の質問は、いつも唐突です。

 

「あと、3回だよ」と言うと、

表情が一気に曇りました。 

「先生が替わるの、さびしい?」

「今のクラスが替わるの、さびしいの?」

と聞くと、こくりと頷いて両手で顔を覆い、小さな肩を震わせながら、しくしく泣き出しました。

 

「そっか…そうだねぇ…さびしいねぇ」

と、白玉のやわらかい髪を撫でながら声をかけると、

「今のクラス、替わりたくない」

「みんながだいすきだから」

そう言って、ぼろぼろと大粒の涙を流し、「うぅー…」とわたしの懐に顔を埋めて声を押し殺すように、静かに泣いていました。

 

1年前、幼稚園の卒園のときは、まだお別れがつらいとかさびしいとかの感情は、そんなになくてケロッとしていた白玉さん。

成長したなぁ……。

 

あまり人に興味を持たなかった白玉が、ともだちとの【心のつながり】を感じていると思うと、それだけでなんか胸があつくなる母なのです。

 

そういえば、登校班の班長さんが6年生で卒業なので、先週の金曜日が一緒に登校できる最後の日だったのです。

その日の朝も、「班長さんと登校できるの今日で最後かぁ…。白玉、泣いちゃうかも…」と自分で言っていました。

登校班の集合場所まで送っていくと、何事もないような顔をしていましたけどね。

男のプライドなのか?(笑)

 

 

 

これから成長するにつれて、もっともっといろんな複雑な気持ちを感じることが増えていくのでしょうね。

 

 

 


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よかったらぜひのぞいてみてくださいね。

巫かんなぎ 佐倉絽麻

 

 

 

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