不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

安心の土台づくりは毎日続く。

 

小学生になって、早1年が経とうとしています。

 

1年前の今頃は……

入学式で泣いたりしないかな?

ランドセル背負って歩けるかな?

学校に馴染めるんだろうか?

登校拒否しないだろうか?

学校で泣いてばかりになるんじゃないだろうか?

…と、心配しまくりでしたが、この1年の間で、白玉はめちゃめちゃ成長しました。

 

 

学校が始まると、予想通りのことが起こりました。

「ランドセルが重たすぎて歩けない💦」とフラフラになって半泣きになり、不機嫌になるという、新一年生あるあるです(笑)

 

こんなとき白玉には、無闇に「がんばれ」と言っても余計に荒れるので、毎日毎日登校に付き添い、いろいろな話をして白玉が楽しい気持ちになるようにしてきました。

あと、ランドセルの他に手提げかばんでの持ち物がある日は、手提げを持ってあげるなどほんの少しの手助けをしてきました。

 

正直言うと面倒だけど、それで白玉が楽しく学校へ行けるなら万々歳ですからね。

「他の子は付き添いがなくても行けるのになぁ~」

そんなことも思ってしまうけど、まぁこれがうちの子なんだものね( ˊᵕˋ ;)

 

それがです。

3学期になると、手提げも「大丈夫。自分で持てるから」と言うようになり、登校の付き添いも「ここまででいいよ」と、自宅からすぐそばの所でわたしの手を放すようになったのです。

 

繋いだ手をいつまでも放そうとしなかったあの子が……!

めっちゃ成長しておるー!(´⊙q⊙`)

 

 

子どもってすごいね。

 

なんというか、安心の土台みたいなものが出来上がってくると、自分の足で歩みだしていくのですね。

たとえどんなに時間がかかって面倒でも、コツコツと安心の土台作りは手伝ってあげたほうがいい。

今、それを実感しています。


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それは歯医者さんや病院への通院でも感じています。

 

歯医者さんのところに2歳頃から3ヶ月毎に、白玉を定期検診に連れて行っていますが、年中さんくらいまでは、病院に着いたら号泣して逃げ出そうとするので、羽交い締め状態にするしかありませんでした💦

 

年長さんの頃、どうにか泣かずに中に入れるようにはなったものの、診察台に座らせようとすると泣いて泣いて拒否するので、わたしが背中から抱き抱えて、一緒に診察台に寝転んでいました💧

それが、1年生になった途端、泣かずに一人で診察台に乗れるようになったんです。

 

耳鼻科の診察台に一人で座れるようになったのは、つい最近です…(笑)

 

他の人よりもとても時間がかかるけれど、出来なかったことが少しずつ出来るようになっていくのは凄い成長だと思うのです。

 

手間暇かかったぶんだけ、出来るようになったことの喜びは大きいですね。

それに本人の喜びももちろんのこと、それを温かく見守ってくれていた人も一緒に喜んでくれるので、些細なことのはずがやたら大きな喜びになって、最後はいつも拍手喝采です。

ありがたいですね(๑´ㅂ`๑)

 

 

幼稚園の頃と今では、もう見違えるほど大きく成長したと思います。

小学生になってからの1年で、うちは随分楽になりました。

 

ただ、これからは別の面で心配なことや新たな問題が出てくるのでしょうね。

親である限り、子を心配する気持ちは

【障がいの有無に関係なく】果てしなく続くのでございましょう…( *ω*)

 

 

 

 

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よかったらぜひのぞいてみてくださいね。

巫かんなぎ 佐倉絽麻

 

 

 

 

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