離れていった親友と、夢中になれるもの
ご来訪ありがとうございます( ˊᵕˋ )♡.°⑅
あずきと申します。
こちらのブログでは、高機能自閉症の息子(小6)白玉との日々を書いています。
小学4年生の3学期、白玉にお互いを親友と呼び合う友達ができました。
S君とは2年生の頃から学校では仲良しで、休み時間をいつも一緒に過ごしていると、白玉からも担任の先生からも聞いていました。
白玉が学校で休み時間をともに過ごすお友達ができたというだけで、母はものすごく嬉しかったです。
幼稚園の頃、シャイでモジモジしているばかりでお友達の輪に入っていけなくて、「みんなが遊んでいるとき、何をしていいかわからない」と困っていた白玉。
ぷかぷかと漂うクラゲのように、集団の中でやり過ごしてきた白玉。
そんな我が子にもついにお友達ができた…!!!!
「S君に家に遊びに来てもらって遊んでいいんだよ」と白玉にはずっと言っていたのですが、自分から誘うのは白玉にはハードルが高すぎるのか、プライベートで遊ぶことは一度もありませんでした。
それが4年生の頃、S君に初めて年賀状を出したことをきっかけに、3学期から家を行き来し合う関係になったのです。
(年賀状には「よかったら今度ぼくの家に遊びに来てね」と書いた)
(厳密に言うとあずきが書かせたのですが☺)
初めてS君が家に遊びに来てくれたとき、S君が「俺たち、ずっと親友だったのに今まで学校以外で遊んでいなかったのが不思議だよ」
と白玉に話していたのが印象的でした。
ちなみに二人が仲良くなったきっかけは、2年生のプール授業で見学していたときにお話をしていて仲良くなったのだそうです。
プライベートで遊ぶようになるまで、2年半かかりました(。˃ ᵕ ˂ )
S君も白玉と遊びたいと思いながら、どうきっかけを作ればいいかわからなかったのかもしれません。
(似たもの同士なのかも…?)
それからは付き合いたての恋人か!ってくらいに、ほぼ毎週末その友達S君と家を行き来して遊んでいました。
毎週毎週よく飽きもせず遊ぶなぁ~( *´艸`)
‥と思いつつも、嬉しそうに遊ぶ二人の姿に、白玉にも親友と呼べる友達ができたことに母は感動しておりました。
倦怠期・・・?
その後、二人の密な関係は1年ほど続きました。
ところがです!!
今年の1月(5年生の冬)を境にS君はパッタリと家に来なくなり、白玉がS君の家に行くこともなくなったのです。
何かあったのだろうか‥
喧嘩?仲違い?
いやいや。喧嘩や仲違いしたのであれば、白玉はもっと心を乱して母に八つ当たりをしたり、空気をドヨ~ンと歪ませるくらいに落ち込んだりするはず‥。
どうしたんだろう?
白玉、何か嫌われるようなことをした?
気になっていた母は少し探りを入れてみました。
「最近S君と遊んでいないね。」
わたしがそう切り出すと、
「ね〜。」と、白玉はまるで他人事のよう‥。
あずき「S君忙しいのかな?」
白玉「‥かな?」
あずき「最近休み時間は一緒にいるの?」
白玉「そういえば最近は休み時間になっても来なくなった‥かな」
(白玉は基本的に受け身で、自分から積極的に相手に関わっていかないのです)
‥というような感じで、白玉は気にしているのか気にしていないのか、さらっとした反応が返ってくるだけでした。
結局二人の間に何があったのかはわからないまま。
あまり根掘り葉掘り聞こうとすれば白玉が余計な不安を抱くだろうと思い、そっとしておくことに。
ひとりで過ごす休み時間
月日は流れ6年生になり、S君とはまた同じクラスだけども二人の距離は離れたままのようで、「休み時間、一人ですることがないから暇なんだよね」と白玉が言ってきました。
Oh,デジャヴ (ˉ ˘ ˉ; )
幼稚園時代を思い出す…
「本を読んで過ごしたら?」と提案すれば、今イチ浮かない表情。
「自由帳を持って行って鳥の絵を描いたらどうかな?」と提案すると、表情がパァッと明るくなって「それがいい!そうしよう!」とノリノリの答えが返ってきました。
よっしゃ!!!!٩(ˊᗜˋ*)و
そういうわけで、白玉は休み時間はいつも絵を描いて過ごすようになりました。
絵を描いていると、いろんなお友達が「何描いてるの?」「わぁ~すごい」「今度は○○描いて!」とか話しかけてきてくれるので、さびしさを感じることもなく、とても楽しく過ごせているみたいです。
好きなもの・夢中になれるものがあってよかった。
白玉は鳥が好きで、絵を描くのも好き。
鳥のことを考えたり、鳥の図鑑を眺めたり、スケッチしているだけでも幸せそうで、ゾーンに入るほどの集中力を発揮します。
そういう自分を充実させるものを内側に持っているというのは、誰かに満たしてもらう必要がなく、自分で自分を幸せにできるので、とても素敵だなと思うし、強みにもなるのでいいですよね。
仲の良い友達がいるかどうかが重要なのではなくて、幸せを感じられる自分かどうか、自分自身の内側が大切なんだよと白玉にはいつも話しています。
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巫かんなぎ 佐倉絽麻
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