春休み最後の週のこと。
知らないうちに日頃の疲れがたまっていたようで、わたしはずっと38℃前後の熱が続いていました。
ですが、旦那は仕事があり、実家の両親にも旦那のご両親にもそれぞれ事情があり、春休み中の白玉を誰かに預けることはできないので、ゆっくり静養することなんてできるはずもなく…。
そして、どうしてもその日のうちに療育先に持って行かねばならない提出物があり、白玉はお留守番すると言うので、白玉にはわたしが留守にする小一時間ほど「ゲームをしていてもいいよ」と言って出掛けることに。
解熱剤を飲んで無理矢理熱を下げて、その間に療育先に書類を届け、スーパーへ寄り、食材をまとめ買いして、やっとの思いで帰宅すると…
もっのすごくフキゲンそうな顔で涙を流しながら苛ついている白玉がいた。
「何回やってもクリアできない!!」
「こんなんおかしすぎる!!」
耳をつんざくような声で喚き始めた。
「ゲームでイライラしない約束でしょ」
とわたしが静かに言うと、
「でも!このゲームがおかしいの!!」
「何回やってもクリアできないのっ!!」
白玉の昂る感情が収まらない。
泣きながら叫ぶ、喚く。
「だったら、違うのすれば?」
と言っても、
「これがやりたいの!!」
それを何回もしつこく喚く。
「あ、そう」
とこちらが取り合わないようにすると、「どうしたらクリアできるか教えて!!」
と言ってくる。
「ママはゲームのことわからないよ」
と言うと、
「もう!どうしたらいいの!!」
とまたイライラして泣き声が大きくなる…。
しばらく無視して買ってきた食材を冷蔵庫に片づけていましたが、白玉があまりにしつこく文句を言いながら泣いてコントローラーを振り回して、足をばたつかせてイライラを募らせているので、こちらもついに堪忍袋の緒が切れました。
「うるさいっ!!!!!!」
母あずきは、白玉の泣きわめく声を掻き消すように、全身に力をこめて雷を落としました。
白玉はビクッ(@_@)として一瞬泣き止んだかと思うと、「ママこわいーー💦」「いつものママに戻して!!」「いつもみたいに過ごしたいー!!」と、それまで以上の大声で泣き出しました。
あずき
「あんたがいつまでも文句ばっかり言うからやろ!!そんなに苛つくならゲームなんてもう二度とやるな!!これからゲーム禁止!!」
白玉
「いやだ!!せっかくお金貯めて買ったのに!!ゲームしたい!!」
あずき
「ゲームやってイライラして怒って泣いて、それで楽しいか?白玉がそんなふうにイライラするなら、ママはゲームなんてさせたくないわ」
白玉
「でも、これ何回やっても勝たれへんねん!!」
あずき
「だったら、違うゲームにしいや。それは、白玉がもっとお兄さんになったら勝てるようになるわ。それはおいといて、白玉が楽しめる他のゲームやればいいやん。楽しめるゲームなら、やってもいい。ゲームは楽しむためのものだよ。イライラするなら、ゲームは捨ててしまうよ!」
無言で泣く白玉。
あずき
「ゲームでもうイライラしないってお約束できる?楽しくゲームするってお約束できる?」
白玉
「できる」
あずき
「ゲームは一日一時間のお約束も守れる?」
白玉
「守れる」
あずき
「じゃあ、ゲームしてもいい」
白玉
「はい」
と、ほんとはもっとわたしの口調もきつく、厳しい言葉で畳み掛けたのですが、そこは割愛。(∗ ˊωˋ ∗)
このようなやりとりがありまして、一段落しました。
体調不良な上にゆっくり休むこともできない。おまけに子どもは春休み。
荒れる白玉に優しく諭すなんて、余裕のあるときにしかできません。
久しぶりの雷は余程怖かったらしく、「ママ、すごく怖かった」「優しいママに戻ってよかった」とずっと言ってました…(笑)
そして、その後、白玉に変化が。
ゲームをしていてイライラしそうになると、「今日はもうゲームやめとこ」と自分で終わりにして片づけるようになったのです!
母にゲームを捨てられたくない一心で、自分で気持ちを切り替えるしかないと悟ったようです…(笑)
白玉がもう少し小さかった頃、雷を落とすことが逆効果になる時もいっぱいあったのですが、白玉もだいぶん分別がつくようになってきたのでしょうか。
長い連休、母はまるで体力も精神力も忍耐力も試されているかのようでした。
やっと昨日から始まった学校。
ホッとする反面、大きく変わる環境にハラハラするのでありました。
資質を知り、持って生まれた宝物を見つけるホロスコープリーディングもやっています。ホロスコープリーディングは、お子さんの性質に応じた適切な関わり方や、すてきなところの伸ばし方などの手がかりを知ることができます。
ご自身やお子さんの持って生まれた魂の個性を知って、ぜひ良いところを伸ばしてあげてください
ホロスコープリーディングはこちら
アメブロでももうひとつブログやっています。
子育てのこと、占星術のこと、大事にしたい心の在り方などを書いています。
よかったらぜひのぞいてみてくださいね。
巫かんなぎ 佐倉絽麻