生まれてから3年間くらい、白玉はほんとに寝てくれない子でした。
眠くなると泣いて、眠気がピークになるにつれ泣き方も激しくなり、ヒートアップして余計に眠れなくなるという、困った癖があったんです。
新生児の頃は「ねんねトレーニング」の本を読んで、おひな巻きも試したけれど、白玉にはまったく効果なし!
抱っこしてユラユラしようが仰け反って嫌がり、優しく背中をトントンしようが暴れて嫌がり、布団に寝転がせようが、子守歌をうたおうが、ベビーカー乗せて歩き回ろうが何してもだめ。車に乗せてもだめ。
寝かしつけに抗っているようにしか見えなかった。
結局いつも最後は泣き尽くして泣き疲れて、完全に電池が切れてようやく眠ってくれる…というオチでした。
だから、ほんとうにしんどかった💦
眠たかったら寝ればいいのに!!
…あずきはいつも思っていました。
だけど、それができない白玉自身がいちばんしんどかったんだよね。゚(゚´Д`゚)゚。
ただ、3年間ずっとそうだったわけではなく、年々寝グズリの時間が少しずつ短くなっていったように記憶しています。
そして、言葉で話せるようになってから、白玉は教えてくれました。
「白玉は、ねむいのがいやなの」と。
わたしが「ん?眠るのが嫌なの?」と聞くと、「ちがうの。ねむたい感じがするのがイヤなだけなの」と。
そう。眠くなるとギャーギャー泣いていたのは、白玉にとって眠気が不快感以外のなにものでもなかったからなのでした。
頭がぼーっとして、体もふらふらして、いつもとなんだか違う、よくわからない状態になるのが気持ちわるかったんだねぇ…。
そうか~…そうだったのか~…。
それはもうどうしようもない……苦笑
なかなか寝ない白玉を寝かしつけるときに、イライラしてしまう自分の気持ちを落ち着けるためにも必ず「ゆりかごの歌」を歌 っていたわたし。
2歳くらいの時だったか、いつものように「ゆりかごの歌」を歌っていると、白玉が「やんやん」と言ってわたしの唇を小さな手で押さえたのです。
あれは、眠気に追い撃ちをかけるなということだったんですね(笑)
幼稚園に入ってからは、幼稚園で緊張しながらがんばっていたので、その疲れが半端ないからか、嘘みたいにこてっと眠るようになりました。
不快感を感じる前に電池が切れてましたね(笑)
そしてだんだん眠気を不快に感じることもなくなって、7歳の今では「眠るの大好き~」と言っております。
「ママ、ゆりかごの歌うたって」とリクエストしてくることもあります。
あんなにいやがってた歌なのに(笑)
眠いときに眠ると、元気になってすっきりするということを覚えてくれてよかったです。
今、なかなか寝てくれない赤ちゃんを育てているお母さん、とても大変だと思います。
わたしも「このしんどさ、いつまで続くの?」とトンネルの出口が見えなくて、めちゃくちゃ苦しかったです。
でも、長いトンネルを抜けたら笑い話にできるようになりました。
家事など手を抜けるとこは抜いて、お母さんの体力を温存してください。
がんばりすぎないでください。
しんどいときは誰かに愚痴を聞いてもらって、一人で抱え込まないでください。
明けない夜はない、そう信じて( ´ ᵕ ` *)
こちらは、0歳の頃に購入した「めーめーさん」(うちではそう呼んでいます)。
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かわいいひつじのぬいぐるみに、4つのヒーリングサウンドが入っている赤ちゃんのための睡眠グッズなのですが、この音を聴いているととてもリラックスして、大人にも心地好いです。
なかなか寝てくれない白玉でしたが、0歳の頃からこの音を聴かせていました。 ずっと白玉の大切なねんねのお友達です。 白玉のお気に入りは、くじらの鳴き声。 「すごく落ち着く」と言って、眠るときに自分でスイッチを入れています。 |
子育てのこと、占星術のこと、大事にしたい心の在り方などを書いています。
資質を知り、持って生まれた宝物を見つけるホロスコープリーディングもやっています。ホロスコープリーディングは、お子さんの性質に応じた適切な関わり方や、すてきなところの伸ばし方などの手がかりを知ることができます。
よかったらぜひのぞいてみてくださいね。
巫かんなぎ 佐倉絽麻