不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

晴れの朝、荒れる白玉

最近、荒れ模様の白玉。

運動会が終わった辺りから、気持ちが崩れやすくなっています。

運動会に対する思い入れが強すぎたから疲れてしまったのでしょうか。

それとも、また急激にどこかが成長するのでしょうか。

 

今朝は1週間ぶりくらいの晴天で、リビングには朝陽が射していました。

やっと晴れて白玉も喜ぶかな~と思っていたら、起きてくるなりフキゲンモード。

遮光カーテンをシャッと閉めてうずくまる…。

(白玉は感覚過敏があってまぶしいのが苦手)

曇り空や雨ばっかりだったから、久しぶりの太陽は刺激が強すぎたのでしょうか。

 

朝ごはんを食べているうちにゴキゲンになったので、カーテンを開けても大丈夫になりました。すると今度は

「空中に舞うホコリがイヤ!!」

「息をしたら吸い込んじゃう!!」

「ホコリ無くしてー!!」

と、手で鼻と口を押さえて、小さな小さなホコリに苛立っておりました。

 

ここでちょっと申しておきますが、我が家は決してお掃除を手抜きしているわけではございません。

わたしはハウスダストにアレルギーがあるので、毎日掃除機かけて拭き掃除もがんばっていますよー!

 

久しぶりの晴れの朝、ホコリが光できらきらと見えてしまったことで大騒ぎ。

こんなとき何を言っても白玉の耳には入らないので、そーっとカーテンを閉めて

「ほれ、もうホコリ見えなくなったよ。」

そう言うと、落ち着いたのでした(笑)

 

そして、

「今日から幼稚園でこの長袖のスモックを着てね。夏用のスモックは持って帰ってきてね。」と言った途端に半べそになる白玉。

 

「スモックいつカバンに入れたらいいかわかんない!」

 

うぅ~ん、デジャヴ。

 

【どのタイミングで、それをする】

というのを具体的に示されないと不安で仕方ないのです。とても小さなことでも。

 

shiratama-hoppe.hatenablog.com

 

 

「幼稚園に着いたらすぐカバンに入れたらいいよ」

「着いたらすぐって、どの時のこと💦?」

えぇ~、どこまで細かく言えばわかるんだ??

「スモック着る時に、引き出しに入れてる夏用のはカバンに入れよう」

納得した感じではなかったけれど、バスの時間なので、ひとまず家を出ました。

用事がある時以外は絶対に遅刻したくない!というこだわりがあるので、こういう時でもちゃんと家は出られるのです。

 

今日は朝の園バスが運よく担任の先生だったので、スモックのことを話したら

「じゃあ、白玉くんといっしょにスモックの入れ替えしておきます❤」

と笑顔で言ってくださって。感謝…‼

白玉もその言葉を聞いて安心したようで、笑顔で手を振ってバスに乗ってくれました。

 

天気予報では明日は雨。

いつもなら憂鬱な気分になるのだけど、なんだか少しホッとしています。

 

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