不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

終わらぬ運動会

無事に終わりました。

幼稚園最後の運動会。

 

自閉症の子たちは、いつもの日常とは違う運動会や発表会などを苦手とする子が多いそうですが、白玉はなぜかそういったイベント系が大好きです。

白玉の場合、自分自身がどこでどういう動きをするかはっきりと決まっていて、前もって何度も練習できる事柄に関しては大丈夫のようです。

 

運動会や発表会があるとわかると、数ヶ月も前からずっとずっと楽しみにしていて、カレンダーを見ては「あと○日かぁ~」と数えて心待ちにしています。

毎日毎日、家でもどこでも練習をして(公園で遊んでいても、バスを待っている間でも突然練習をし始めたりとか)、何ヶ月も前からたぶん誰よりも張り切っています。

 

当日の朝なんてもう、

「やっとこの日が来たー‼ バンザーイ‼」

って、テンション上がりまくりです。

 

そんな感じでイベントへの思い入れがとても強く、半端ない反復練習のおかげで本番では120%の力を発揮する白玉。

生き生きとイイ顔をしているのを見ると、「あと○日もある。長すぎる~。もう待てない~。」

とうたうだ言われうんざりしていた日々を忘れ、こちらまでしあわせな気持ちになるから不思議です。(*´ェ`*)

 

ただ……イベントが終わってからが、長い。長いんです。

白玉の中ではなかなか終わらないのです。

1~2ヶ月は余韻が続いて、運動会の動きやら発表会でやったことをひたすら再現して見せてくるので、それに付き合うこちらがダレてしまうという……。

 

気持ちのスイッチがなかなかOFFにならない白玉なのです。

 

 

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