白玉は小さい頃、イライラしたり嫌なことがあると、手や腕を歯形が残るまで思いきり噛んだり、壁や床に頭を打ち付けるクセがありました。
頭を打ち付けるのは早い段階でやめるようになりましたが、腕噛みはわりと続きました。
歯が生えてきた頃、不意討ちでわたしの足をガブッと噛んできたとき、痛いわびっくりするわで思わず大きな声を出したら、それに驚いた白玉が号泣‼
その後も何度か噛まれましたが、「だめだよ!」「噛まないで!」と注意していたら、今度は自分の手や腕を噛むようになってしまいました。
噛んでいたり、噛もうとしているのに気づいたときに「噛まないよー」と言って白玉の腕をとって口から離すようにしていたら、噛むことは少なくなっていきました。
だけど、小学校入学前後の頃は環境の大きな変化によって不安定になり、よく手を噛んでいました。
初めて小学校の見学に行ったときも、わたしと校長先生が話している間に手を噛んでいたようで、歯形が痛々しく付いていました。
不安でストレスがいっぱいだったのだと思います。
でも、最近は手を噛んでいる姿を見ていません。
イライラすること自体が少なくなってきました。
学校に慣れてきたというのもあるかもしれないけど、《落ち着くための時間》を自分から進んで持つことを覚えたのが何より大きいと思います。
白玉が療育先で気に入ってよく眺めていた、通称「ぶくぶく」。
中に水が入っていて、スイッチを入れると水の中でぶくぶくと泡ができて、色の変わるライトに照らされて、これがとてもきれい✩.*
「これを眺めていると気持ち良くて
落ち着くんだよ」
と言っていました。
もともと水が大好きで、やたら水族館なんかも好きな白玉は、これでかなり癒されるようです。
なので、白玉の誕生日プレゼントに買って家にも置いています。
学校から帰って来たときとか、しばらく眺めてから宿題に取り組むなど、自分でうまくリラクゼーションを取り入れてくれています。
先日わたしと言い合いになって、「あ、大泣きしちゃうかな…?」という場面でも自分からぶくぶくの部屋に行き、しばらくしたら落ち着いた様子で出てきて、「あのさ~、今日学校でさ~」と何事もなかったかのように普通に話しかけてきました。
1年前ならあり得ない!
いつまでもしつこくしつこく文句を言い続けて、泣き続けて、最後に電池切れで眠ってようやく収まる…それが日常だったもの。
こんなにも気持ちをうまく切り替えられるようになったんだ!と、白玉の成長っぷりに驚いたし、なんだか感動すら覚えた。
イライラをコントロールするのって大人でも難しかったりするのに、すごい。
癒しの「ぶくぶく」おすすめです。
※でも、倒れると水が溢れますので注意が必要かも💦
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子育てのこと、占星術のこと、大事にしたい心の在り方などを書いています。
資質を知り、持って生まれた宝物を見つけるホロスコープリーディングもやっています。
よかったらぜひのぞいてみてくださいね。
巫かんなぎ 佐倉絽麻