不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

発達検査を意識しだした年少の終わり頃

発達検査を受けようと心に決めたのは白玉が年中の秋頃(ちょうど1年前)のことですが、年少の終わり頃から考えていました。

 

白玉は幼稚園で自分からお友達に関わろとするタイプではないし、先生の言うことには忠実に従うタイプなのでトラブルを起こすことはありませんが、いろんなことに静かに困っていました。

 

shiratama-hoppe.hatenablog.com

 

  • お友達にイヤなことをされても「イヤだ」「やめて」が言えない。
  • 登園後のお仕度、降園の準備に手間取る。
  • 幼稚園のトイレで“大きいほう”が出来ない。
  • 皆で一斉にトイレに行く時間以外は、トイレに行きたくなっても行けない。言い出せない。
  • それでパンツを濡らしてしまっても先生に言えない。
  • わからないことがある時、先生やお友達に聞けない。
  • 困ったことがあった時に先生に言えない。
  • 体がしんどい時に先生に「しんどい」と言えない。→(幼稚園からの帰りのバスを降りてきて体がものすごく熱いので熱をはかると38.5℃あったことも)
  • 朝、連絡帳を渡そうと思った時に先生の姿が見えないと、その日は渡せなくなってしまう。

などなど。

 

それに加えて家での癇癪などもあって、他にもこだわりや感覚過敏もあり、これは発達に何らかの問題があるのではないか?

わたしの中ではその考えに辿りつく要素は有り余るほどでした。

 

年少の終わりの個人懇談で担任の先生に「発達検査を受けようかと思っています」と話したところ、

『そうですね~、受けてみてもいいと思います。ただ、年中から年長にかけてグーンと伸びる時期なので、もしかしたら白玉くんもすごい成長を見せてくれるかもしれないですよ~。……でも、白玉くん、たしかによく困っていますね。新学期に年中組の部屋の前で困った顔で立ってる白玉くんの姿が浮かんでしまいました(笑)』と。

うん。わたしにもその姿がくっきりと見えました( ̄▽ ̄;)

 

困り事はあるし、おそらく発達障害ではあるだろうけれども、今すぐ加配の先生をつけてもらわなければならないほどではなかったし、目立つトラブルもないし、年中から年長にかけて白玉がどう成長していくかを見てから検査を受けるのでも遅くはないかな。

そう思ってもうしばらく様子を見ることにしたのです。

 

この個人懇談を機に先生方も白玉のことをこれまで以上に気にかけてくださって、細かい配慮をして頂けるようになったので、ありのままを話してよかったと思っています。

 

 

 

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