不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

子どもの質問は哲学的

先日、朝ごはんの用意をしていたら、白玉が「ママ、うちゅうの“端っこ”ってどこにあるの?」と聞いてきました。

まだ起きてほんの数分しか経ってませんよ?

思いがけぬ質問に一瞬、動きも思考もフリーズしてしまいました(゜ロ゜;

 

だけども、やはり親子ですな。

わたしもそんなことばかり疑問に思って質問しているような子どもでした。

わたしの母親は忙しかったせいもあるのでしょうけれど、あまり取り合ってくれず、適当に流されてばかりだったので少し寂しかったです。

でも、親や近所の大人のひとはさぞかし困っていたんだろうなぁと思います……(^-^;

 

なんて答えたらいいのか悩みましたが、

「宇宙には真ん中も端っこもないんだよ。

誰にも宇宙のすべてを見ることはできないから、どこが真ん中とか端っことか決められないの。神様だけが知っているんじゃないかな」

と答えておきました。

白玉は、「そっか~」ととりあえずは納得してくれたようでした。

よかった、よかった(笑)

あまり突っ込まれたらシドロモドロになるわ!

 

昨夜は眠る前お布団の中で、

「神様は白玉のこと、どこから見てるのかなぁ」と聞いてきたので、

「ここかな」と白玉の心臓の辺りを触ると、

「でも、運動会の開会式のとき、“天の神様、お空から見ていてください”って言ったよ」と。 

(白玉はカトリックの幼稚園に行っています)

「あ~、そうだね~。うん、お空からも見てくれてるだろうし、いつでもどこからでも白玉のこと見てると思うよ」

と言うと、「神様ってすごいね~」と嬉しそうな白玉。

そんな白玉を見てわたしも嬉しくなりました。

 

白玉とのこうした会話がなんだかものすごく楽しい (ت) 

 

 

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