不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

詩/こころ

多種多様のわたしたち

自分に合ったものを選ぶということが 自分を生かす道となる 子どもたちも、その子その子によって伸ばし方は違って、何が“適切”かはそれぞれ違う。 たくさんの可能性の芽を、“教育”という名のもとでつぶされないことを願うばかりです。 にほんブログ村 にほん…

5歳の自律

気持ちの切り替えが不得手と言われている自閉症スペクトラム。 白玉も緊張して疲れた後や、かなしい気持ちになった後、気持ちを引きずってそこから【白玉の乱】に発展してしまうことが以前はよくありました。 ※白玉の乱とは 何かが気に食わず、突然気分が大…

受け容れたら楽になった

振り返ってみると、白玉が0歳から3歳半までの頃が精神的に一番きつかったです。 子育てが初めてだったということもあるし、子どもは手がかかるものと思っていたし、手がかかる度合いもわからなかったので、白玉がどんなに音に敏感で、睡眠も浅くて、細切れ睡…

【僕にはわからないこと】

白玉は《具体的でないこと》をとても嫌がります。 わりと最近なのですが、 「今は朝ですか?」「今はお昼?」 「今は夕方なの?」「今は夜ですか?」 と、白玉が1日に何度も何度も聞いてきました。 とくに夏休みはずっといっしょにいて1時間置きくらいに聞い…

【世界があまりにも曖昧で】

高機能自閉症の白玉は「わからない」という状態がとても苦手です。「これは何ですか?」「これはどういう意味なの?」いつもいつも質問攻めになるのは、不安を解消したい気持ちがあるようです。 にほんブログ村 にほんブログ村