不思議の国の息子くん

小さな宇宙人のような、小さな哲学者のような息子(2012年生まれ)、高機能自閉症の白玉(しらたま)との日々を綴り、詩のようなものも書いています。

療育に行ってよかった

初めての療育

白玉は小学生になった去年の4月から療育に通い始めました。

療育は親子で通うタイプの所で、月に2回行っています。

 

白玉が行っているのは自閉症専門の療育で、先生たちは自閉症スペクトラムの子たちをすごく理解してくださっていて、一人一人の特性に合わせた療育カリキュラムを組んでくれています。

 

その教室に同じ曜日、同じ時間帯に来ているのは、小学1年生のNくんと白玉の二人だけ。

これは療育開始前に、事業所のほうで特性や年齢を考慮しペアを組んでくれたのですが、Nくんとは同じ幼稚園だったので、お互いに知っているお友だちということで安心しているようです。

 

いつも二人ともちらっと顔を見るだけで、全然会話とかしないんですけどね(笑)

定型発達のお子さん同士なら、何かしら挨拶したりお話したりするのかな?

その辺り、よくわかりません(๑´ㅂ`๑)

 

 

療育の中での過ごし方

一人の児童につき担当の先生が一人付き、基本的にはNくんと白玉は別々に各々のカリキュラムに取り組んでいるのですが、時々二人で簡単なゲームをすることもあります。

 

先日は、なんと初めてのお買いものにチャレンジしました!

もちろん先生の付き添いはありますが、先生は少し離れて見守ってくださって、白玉が自分で商品を選んでレジに持っていき、お財布からお金を出して払い、商品とお釣とレシートを受けとるミッションです。

 

母のあずきは教室で待機。

あとで先生が撮影してくれた動画でお買いものをする白玉を観せてもらいました。

 

商品を選ぶのにかなりもたついたようですが、見事ミッションをクリアして晴々とした顔で戻ってきました!(o'∀'o)

白玉~!よくがんばった!!

 

 

療育中は、わたしは口出しせずに見守っているだけなのですけど、先生と白玉のやり取りを見ながら声かけの仕方や対応の仕方を学べるので、すごく良い勉強になります。

 

合間に先生と話すこともできるので、ちょっとした困り事を相談したり、先生からのアドバイスを頂いたり、わたし自身もものすごく助けてもらっています。

 

 

療育の先生がものすごく白玉との接し方が上手なものだから、白玉は初めて療育に来た日から「すごく楽しい!」と言っていて、いつも行くのが楽しみで仕方ない様子です。

楽しく通ってくれるのが一番ですね!

(*´︶`*)

 

月に一度、《保護者研修》という療育に通うお子さんの保護者だけに行われる勉強会もあって、家庭での接し方、家庭での支援の取り組み方を学べるのも助かります。

他の保護者さんと仲良くなって、情報交換ができたりするので、とてもありがたいです。

 

 

できないことができるようになってきた

白玉は何か困ったことがあっても、自分から聞きに行ったりヘルプ(要求)を出すことが出来ないので、療育ではこの一年間そこの課題を重点的にやってもらってきました。

 

その成果があって、最近、療育の中では自分からヘルプ(要求)を出せるようになってきました。

先生も一緒になって白玉の成長をすごく喜んでくれています。

学校でもほんの少しはヘルプを出せるようになりつつあるという感じですが、まだ課題は多いなぁ…というのが実状ですね。

 

 

療育を受けてからの変化

療育を受けていなかった一年前に比べると、白玉が荒れることが激減しました。

「そういえば、白玉が癇癪を起こしたのって、どのくらい前のことだっけ?」

っていうくらい、本当に落ち着いたんです!

幼稚園時代はあんなにしょっちゅう【白玉の乱】を勃発していたのに!(笑)

 

これは、母であるわたしの白玉に対する理解度が上がったことがかなり大きいと思うし、家の中でも視覚化による支援を取り入れたり、適切な関わり方を学べたことがとても良かったのだと実感しています。

 

 

結果的に、この療育に通えて本当に良かったと思っています。

 

  • わたし自身が安定した状態で白玉と関われるようになった
  • スモールステップで成功体験を積んで自信がついて、チャレンジ精神が出てきた
  • “こんな時はこうすれば大丈夫”というのがわかってきて、パニックを回避できるようになってきた

 

小さなことの積み重ねが成果としてちゃんと実になっているので、この一年、療育に通いすごく良い経験ができたと思います。

 

ただ、成果が出たのは、この療育での取り組みが白玉には合っていたから…なのかもしれません。

 

事業所によって何を重視してどういう取り組みをするかなども異なるし、様々なカラーがあるということをわたしが知ったのはつい最近のことなんですけどね。

 

大事なのは、その子に合う療育をすることなのかなと感じています。

 

 

いよいよ来月で終了

白玉が行っている療育は一年間の区切りなので、来月いっぱいで終了になってしまいます。

 

白玉もわたしもできることなら続けたい!という気持ちは山々なのですけどね…。

 

一応申込みはできるのですが、まだそこで療育を受けたことのない新規の方が優先になり、新規の方の定員数に空き枠があれば、リピーターでも受けられるという規定になっているので、わたしたちが2年目通える確率はたいへん低いのです。

宝くじ当たればいいな、くらいの低さかも💧

ダメもとで申込みだけしておきましたが、期待はしないでおきます(o;TωT)o

 

 

 

アメブロでももうひとつのブログやっています。子育てのこと、占星術のこと、大事にしたい心の在り方などを書いています。ホロスコープリーディングもやっています。
よかったらぜひのぞいてみてくださいね。

巫かんなぎ 佐倉絽麻

 

 

 

 

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